誰かに喜ばれる部屋を作る夢がちょっと叶った時に感動

私は専門学校でインテリアデザインの勉強をして、卒業後はインテリアショップで販売員として働き始めました。大好きな家具や雑貨に囲まれて仕事をできるのが楽しかったんですが、もう1つ楽しかったのは、お客様に部屋のインテリアについて相談された時でした。

「カーテンを買い換えたいんだけど、どの柄が合いますか?」「どの色のクッションカバーがうちに合いますかね?」と、色々聞いて下さるお客さんて結構多いんですよね。

そしてそんなお客さんが私のアドバイスをしっかり聞いてくれて、私が勧めた商品を購入してくださった時は本当に嬉しいんです。

中でも1番感動したのは、ある常連のお客さんの相談を受けた時でした。その常連のお客さんが店内をずっと見ていたので声をかけてみると、部屋のインテリアをちゃんとしてオシャレな部屋にしたいけれど、どうやったらいいのかよく分からないと話してくれました。

部屋について詳しく聞いてみると、今は特に部屋に統一性もなくてオシャレでもなんでもない普通な感じで、ナチュラルなカフェみたいな部屋にしたいとの事でした。家具とか全部一気には揃えられないけど、とりあえず何から変えていけばいいですかね?と聞かれたので、私はまずファブリックを勧める事にしました。

「カーテンやラグといった大きなものを変えると部屋の雰囲気は一気に変わりますが、もし不安でしたらクッションカバーなど雑貨から揃えていくのもいいと思います。」と私が説明すると、お客さんは色々見て回り、結局その日はクッションカバーやヌードクッションをいくつか購入されていきました。

すると、数日後にそのお客さんがまたいらしてくれて、私を見つけると「また相談に乗ってもらってもいいですか?」と言ってくれました。

そしてそれ以降そのお客さんは頻繁にお店に来るようになって、その度に私に部屋の相談をされていき、ラグや雑貨など私が勧めた商品を気に入ると購入したりしてくれました。

そしてしばらく経ったある日、お客さんは携帯に入っていた画像を私に見せてくれました。それはそのお客さんの部屋の写真で、カフェ風の可愛い部屋になっていました。

お客さんは私に「あなたのおかげで段々理想通りの部屋に近づいて行ってるんで本当に幸せです。ありがとう」と言ってくれました。

私は本当に嬉しくて、お客さんの前だったのにちょっと涙が出てしまいました。私はただこのお客さんの役に立ちたくて、話を聞いたりしていただけだったのに、こんな素敵な部屋が出来て、お客さんにもこんな風に思ってもらえるなんて、本当に感動でした。

誰かに喜ばれる部屋をずっと作りたいと思っていたので、それが少し叶った気がしました。その後もそのお客さんはお店によく来てくれて、インテリアについても時々また相談したりしてくれました。とても素敵な経験をさせてくれて、そのお客さんには本当に感謝しています。

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