「職場をもっと良くしたい」と思っても、なかなか一人では行動できないもの。
そんなときには、あなたの会社に「労働組合」があるか確認してみましょう。
もしあれば、労働組合には「方針」がありますので、どんな方針で運営されているのかを聞いて
「もっと職場をよくしたいのに」という相談に乗ってくれるかどうか聞いてみましょう。
下記の動画は日経新聞でも取り上げられていましたが、ミツトヨ労働組合の「ご機嫌な職場づくり運動」のインタビュー動画です。
きっと、労働組合活動は業務とは別に取り組む運動ですから少しのことしかできていないのではないかと思います。
ほんの少しのことでも、働いている職場のみんなで取り組めば、組織が変わるってことがあるんだなという希望が感じられます。
日本の企業が強いのは「企業内労働組合」があるからだといわれていたこともありました。
日本経済を支える日本型雇用三種の神器(終身雇用制度・年功序列型 賃金・企業別労働組合)は今となっては過去のものとなったかもしれませんが、
今も「良い職場をつくる」活動をしている労働組合はたくさんあります。あなたの会社の労働組合はどうでしょうか?
労働組合の方針はそれぞれなので、方針にあっていれば一緒に行動すればいいでしょうし
自分で方針をつくりたければ労働組合の役員になって、方針をたてて活動してみるのもいいかもしれません。
「よりよく働きたい。」多くの人がそう望んでいるのに。
- 8時間も一緒にいる職場のみんなと、気持ちよく働きたい。
- さらに給料があがることを望む。ボーナスもたくさんほしい。
- それには会社の業績がよくないと原資がないことは理解している。
- 経営陣、マネジメント層がなんとかしてくれないと困るとはおもっていつつも、怠慢な職場でれば違和感がある。
「いまよりもっと、できることがあるはず。もっといい方法が!それを自分がやるんだ!!」とおもって
一人で頑張って疲弊してしまう人を今まで何人もみてきました……。
頑張っているアナタの周りには、
「こうした方がいいと思っていても、別に言わない。仕事を増やすだけだから」
そういう人もいるでしょう。
でも、それをつづけたらどうなるか心配になったあなたはさらに行動します。
すると……
「君みたいに職場でがんばってるとさ、正直、浮くよね」
「一人でいい格好されると、迷惑なんだよね」
「ついていけないわ」
そんな言葉をかけられて愕然とするかもしれない。
前向きなアナタのような人は、きっと職場に一人ぼっちじゃない。
希望のもてる職場改善活動の方法のヒント
あなたの会社に労働組合があり、方針に納得できるおであれば一緒に活動してみてください。
実は、あなたが良くないと思っていることを改善しようとしている仲間かもしれません。
また、同じような方針をもち職場改善をすすめている労働組合とのネットワークがあったりもします。
積極的に活動している企業内労働組合であれば企業を超え、業界を超えた様々な人と出会う機会があるので、
視野が広がり会社内で鬱屈としている退屈な毎日が変わる可能性があります。
労働組合がない会社の人も
職場をよくするのは、自分ひとりだけで頑張るのではなく
仲間をつくって行動してください。
まずは、希望のもてる職場改善活動にはの一番はじめの仕事は「一緒に行動する仲間づくり」です。
ひとりで頑張りすぎて途中であきらめたり、認めてくれないと嘆いたりしないように。
一つひとつより良いカタチにしていきましょう。
職場をよくする活動をしたというのも、一つの貴重なキャリアです。